そのサービスは誰のため?

今朝のNHKのニュース『世界で売れる有田焼』からサロン経営のヒントを皆様に。


現在、有田焼の売り上げは最盛期の5分の1と危機的状況だそう。状況改善のために光沢=高級感が伝統から、日常で使いやすい光沢をおさたものを開発するように依頼したそうです。しかし、このオーダーに職人は伝統を重んじ、色は抑えて光沢は残したものを提案しましたが、



あなたの感性はいらない
あなたの感性で生み出したものが売れてないでしょ

 


辛辣なコメントですね。
ちょっと普通ならヘコんでしまいそうです。
しかし、偉いのは職人さんが腐らず発想を転換して前に進んだことです。




『とにかく売れないといけない』



コメントが逼迫してます(笑)
売り上げ5分の1まで放置するのが悪い。



外国人のデザイナーを採用し、光沢を出さずに生まれた高級感=伝統と革新で新たな展開をスタートしたそうで若い世帯を中心に受け入れ始めているそうですが、私個人的にはもう一歩、総合的にワンランクアップして欲しいです。






先日、視察に参りましたパリで開催されたインテリアの国際的な展示会『M&O』にも有田焼が出展していました。



日本あるある『フランスでちょっと名前が知れてるかもな人でナントカした』感満載のブースはガラッガラ。全く見応えなし、感動なし、楽しくないで残念すぎました。



誰の為?



 
他がダイナミックにブランドの個性・パワーが発揮された素晴らしい世界観にどっぷり浸れるだけに、サラサラっとした『日本の有名人』の方々のドローイングのスライドの下にお皿が何点かあるだけ。『まだこんなこと日本はやってるのか』というのが私の率直な感想です。ちなみに他のブースはこんな感じ。



ガラッガラ=見てもらえない。
ブランドの世界観のない展示しているから、有名人に頼っているから、
世界から相手にされていないんです。



でもそれは誰からも指摘されない。
自分達で気がつくしかないんです。
そしてコミュニケーションも見えない。
身内だけでうんうんやっていてはダメなんです。お客様は身内以外なんですから。




サロン経営も同じ。
誰の為に役立つサービスなのか。

 



悩んだらまずは自分を俯瞰して見て。
タマシイの入ったビジネスをしましょう。
悩んだら7エステに相談してください。



7ビューティ専属コンシェルジュ
デザインラボ ルナソル 熊手えり


【株式会社デザインラボルナソル 代表取締役 兼 株式会社インターテクスト 取締役 / 熊手えり】

美容・ヘルスケア業界のCSVマーケティング・ブランディングプロデューサー。

東京とハワイを拠点に活動中。大学卒業後、ゼネコン他数社で建築設計に約10年携わった後、たかの友梨B.Cで経営中核を担うブランディングマネージャーとして8年半活躍。過去最高のV字回復を達成し、独立。2018年にCSVマーケティング株式会社インターテクスト(2017年GOOD DESIGN賞受賞)の取締役に就任。美容・ヘルスケア部門担当。大手化粧品・医療・食品メーカー、国内最大手IPS細胞ベンチャーキャピタル等のブランディングを手掛ける。

一見、接点のない2つの業界の共通点から見出した、著書「小さくても大きく稼げる「繁盛サロン」のつくり方」では個人サロン経営のコツ「空間」「ホスピタリティ」「効果効能」のヒント発信中!

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