『やめたほうがいい』には嫉妬心もある

広告について引き継き書こうとおもっていましたが、今、ちょっと気になるメールが届きました。


内容は私の主催するレンタルサロンの登録希望の方からです。文面通りに解釈しますとなんでも同業の先輩が同じ手技のサロンを目と鼻の先で開業しているのでゆくゆくクライアントの取り合いになるとまずいよ、と同業仲間から言われたから登録をやめます、とのご連絡でした。



私共の方は特にいいのですがこの内容に引っかかりました。

これから開業する方にはちょっと知っておいて頂きたい。




『目と鼻の先で開業しているのでゆくゆくクライアントの取り合いになるとまずい』

『同業仲間から言われたからやめる




ですが、私も同じ経営者としての意見ですが、


こういうビジネス初心者・世間知らずさんがサロン経営者になるのはいささか心配


まず、『クライアントの取り合いになるとまずい』はおかしいです。



街を見渡してみてください。結構な確率で美容室は目と鼻の先にあったりしませんか?コンビニも沢山あります。飲食店もいっぱいあります。私はインテリアコーディネーターですが建築の業界も同じです。国家資格の一級建築士を持っていても仕事のある人、ない人います。すべては人間力



提供している基本的なサービスでクライアントの取り合いにはならない。あなたとあの人のサービス内容は同じでも個性が違うのです。



みんなそれぞれ自分・サロンの個性・良さをPRして切磋琢磨し、共感したお客様にご来店頂いているのではないでしょうか。



次に『同業仲間から言われたから』はもっとおかしいです。



その方があなたのサロン経営に責任を持てるのでしょうか?というか全く責任持てないはず。あなたの経営をその方が全面バックアップしているのでしょうか?出資しているスポンサーなのでしょうか?私からしたらこの同業者の方はメールの方の1チャンスをつぶした印象を受けます。



身内以外、大概の『やめたほうがいい』にはちらっと嫉妬心も絡んでいることをお忘れなく。



自営業として経営者なら人から言われたからやめる、ではなく自分で判断しないと絶対に成功しません。



ちなみに私のレンタルサロンでは同じビルにレンタルサロンがあります。エステもネイルもリラクも2店舗以上入っていますがみんな元気に営業しています。施術・技術で勝負=お客様に来てもらえる、という自己誇大評価の表れですし、ライバルがいたほうが輝けるのがあきないです。



メールの方とはご縁がございませんでしたがこれはビジネスですからそれでいいんです。私は魔法使いではございませんので助けられる方だけのお役に立てば幸いです。ご一緒にがんばりましょ♥



来年発売予定の超接客術『華鳳風月(かちょうふうげつ)』は一般のコンサルティングのように単に机上の空論での話ではなく、私のインテリアコーディネーターとサロンブランディングプロデューサーとしての経験と失敗を活かし、自分自分で実証して結果の出た方法をシンプルに伝える本です。お客様との関係が円滑になるとコース・商品がどんどん売れてくる。接客=センス、とあきらめていた人にもきちんと実践できる本です。売上が好調ですとサロンワークがもっともっと楽しくなりますよ。7セミナーでもサテライトでご紹介していますのでお楽しみに!



【株式会社デザインラボルナソル 代表取締役 兼 株式会社インターテクスト 取締役 / 熊手えり】

美容・ヘルスケア業界のCSVマーケティング・ブランディングプロデューサー。

東京とハワイを拠点に活動中。大学卒業後、ゼネコン他数社で建築設計に約10年携わった後、たかの友梨B.Cで経営中核を担うブランディングマネージャーとして8年半活躍。過去最高のV字回復を達成し、独立。2018年にCSVマーケティング株式会社インターテクスト(2017年GOOD DESIGN賞受賞)の取締役に就任。美容・ヘルスケア部門担当。大手化粧品・医療・食品メーカー、国内最大手IPS細胞ベンチャーキャピタル等のブランディングを手掛ける。

一見、接点のない2つの業界の共通点から見出した、著書「小さくても大きく稼げる「繁盛サロン」のつくり方」では個人サロン経営のコツ「空間」「ホスピタリティ」「効果効能」のヒント発信中!

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